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SRC用レビューブログ

SRCシナリオのレビューを掲載します。

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SRCシナリオ感想:[放課後メメントモリ]OP~リリエルルート最終話まで

版権ロボにオリキャラが乗って戦う変則的な二次創作作品。
このフレーズを見て嫌な予感がしたら手を出すな。
筆者は大昔に『SRC User's Wars』に参加していたので
すんなり受けれたれたのだが、パイロットとロボットを切り離すのは
やはり危険な行為だと思う。
基本的にゲームの駒という扱いを徹底しているので鼻につく部分はないが、
中途半端に原作をトレースしていた場合悲惨な事になっていただろう。
ただ自分の知らない作品のロボットが出てくると途端に
プレイヤーが置いてきぼりにされがちになってしまうのが難点だ。
よって『SRW』シリーズに馴染みのないプレイヤーにもおススメ出来ない。

戦闘バランスは割と高難易度。
独自システムを効率的に利用しないと超高難易度。
平均ユニットを改造しているとさらに難易度が跳ね上がる。
GSCのデータバランスの良し悪しがモロに出ている為、
隊列を組んで綿密に攻略しようとすると物量に押しつぶされる。
逆に主人公を単機で突出させると非常に楽だ。
終盤になって反応値が 200 を超えるようになると敵も味方も2回行動が
前提になるのでゲームパランスがよりピーキーになる。
そのあたりは『第4次SRW』を髣髴とさせる。
筆者にとっては全体的にかなり厳しい物があった。

ストーリーはいわゆるライトノベルに近い雰囲気だ。
大筋は主人公とヒロインが少しずつ距離を縮めながら
世界の危機に立ち向かい、そして世界を救うというものだ。
内容自体はベタであるとも言えるし、陳腐であるとも言える。
また主人公は良くも悪くも際立った個性が無い。
プレイヤーの分身に近いので、これは良い。
だが、脇役にゲームとしての駒以外に役割が殆ど無いのを始めとして、
敵役と印象に残るようなやり取りも少ない。
総じてキャラクターが記号以上になっていない場合が多い。
筆者はリリエルルートを選んだのだが、
当のリリエルでさえやっと個性があるかなという程度だ。
ただ、ヒロイン攻略によるルート分岐や主人公機に応じて
ライバルキャラが変更されたりする以上、そこまで望むのは酷だろう。
だからこそ思う。「もしルート分岐が無ければどうなっていたのだろうか?」と。

総合的な評価は佳作。筆者は最低でもこのぐらいレベルでないと楽しめない。
余裕があるならば遊んでおいて損は無いだろう。

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